節分か新年か?お答えします

桜山八幡宮 高山祭屋台会館

2024年01月27日 04:31


節分が近づくと、必ず多いお問い合わせの一つ
厄年の数え方と厄除けのお祓いは、正月か節分か?どちらですか?


厄年は数え年で数えます。数え年は、正月を迎える度に一歳の年をとります。大晦日を年取りの晩というのも、このためです。赤ちゃんがお腹の中で胎児でいた時から、年齢を数えるので、生まれた瞬間が一歳、そして年取りの夜を越すごとに年齢を加えます。12月31日に生まれた赤ちゃんは、翌日の正月に2歳です。
 男性厄年は、24才、42才、61才
 女性厄年は、19才、33才、36才です。


これも、陰陽五行の数字の相性が最も悪い年齢に基づいています。したがって、実は厄年の悪い相性の年齢は、もっとたくさんあります。七五三も実は厄年です。その内、この3回の厄年が最も大きい相性の悪い年齢とされています。中でも大厄とされるのが、男性42才、女性33才といわれます。そして厄年の前年を前厄(まえやく)、当年を本厄(ほんやく)、後年を後厄(あとやく)と言います。
 明治5年前は、日本の暦は太陽太陰暦でした。わかりやすく言えば、旧暦です。閏年はないけど、閏月がありました。その頃の節分は、2月ではなく、正月の前後でした。したがって、節分のお祓いが正月のお祓いだったのです。


 どちらでも、ご本人が納得できる時にお祓いすれば良いというのが、日本人のゆとりある考え方で良いと思います。節分と正月のどちらも正解です。気になる方は、両方でお祓いしても良いです。
 

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